診療サービスのオプションについて

その方のニーズに応じたいくつかのコースをご紹介します。組み合わせてのご提供もいたします。


気になる幼児をお持ちのご家族に


 言葉が遅れている、話しかけても無視する、マイペース、ちょっとしたことですぐ泣く、すぐ怒る、がんこでしつこいところがある、初めてのことはひどく嫌がる、公園などで他の子どもと遊べない、じっとしていられない、などの特徴があるお子さまは、一般的な育児法では育てづらさを感じる場面がたくさんあるでしょう。家庭では、お子さまに合わせて穏やかに過ごせても、家から外出すると対応に困る場面が多かったり、保育園や幼稚園で集団生活が難しかったり、あるいはお子さま自身が登園をいやがったりするような場合は、発達障害を疑って、専門的なアセスメントをすると自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などと診断されるケースがおられます。

 実際のところ、ASDだけ、あるいはADHD(幼児期にADHDの診断をすることはめったにありませんが)だけということは少ないものです。一人のお子さまが、いくつかのASD症状と、いくつかのADHD症状、それに加えて不安・恐怖症状を同時にもっており、発達に得意と不得意のギャップが大きいといったことが少なくありません。これらを含めて、お子さまの状態をまるごと理解したうえで、支援が必要な領域やスキルは何かということを明らかにした後で、初めてそのお子さまに合った支援や治療教育が計画できます。したがって、発達障害が疑われる場合には、専門的なアセスメントを受けて、お子さまを丸ごと理解することをお薦めいたします。アセスメントの目的は診断の分類をすることではありません。そのお子さまは具体的にどのような支援を受ければ、どのように生活しやすくなるかといった予測を立て、見通しをもった子育てをするための羅針盤を手に入れることが目的となります。この場合、ベーシックアセスメントコースをお薦めいたします。

発達障害か、愛着障害かという問題


 幼児のお母さんからよく聞く悩みに、「発達障害なのか、親子の関係性の問題なのか」、「発達障害なのか、愛着ができていないのか」というものがあります。発達障害を疑うお母さんは、「発達障害という目で子どもを見るのではなく」、「関係性や愛着ができていない」ことをまず何とかしないといけない、といった指摘を受けて悩んでいるという話も聞きます。ご自身でも「私の育て方が悪いのではないか」と責めている方もおられます。また相談する専門家によって、「発達障害」と診断されたり、「愛着の問題」と指摘されたりするとも聞きます。一体、何が本当なのでしょうか。

 発達の観点からお子さまを深く理解することも大事ですし、親子の関係性や愛着を大切に育むことも、両方ともとても大事です。ただし、育て方が悪くて発達障害になるという科学的証拠はありませんし、世界中の研究者のほとんどが否定的です。発達障害は生まれる前から脳の発達の仕方が大多数の人のそれとは違っているために起きるものだということはほぼ間違いありません。一方、発達障害の特性を持ったお子さまの子育ては時にとても難しく、親は遊びも含めてあらゆる生活の場面でお子さまに対して指示的になりやすい傾向はあります。発達障害のないきょうだいに対するかかわりと違っていることに気づかれることもあるでしょう。その結果、親子の相互関係性に影響することはよく起きることです。その場合、親子の相互関係性に着目して、修正できるところは良い方向に修正することで、本来のお子さまの姿がはっきり見えてくることがあります。結果、お子さまの「発達障害に見える症状」が改善することもありますし、逆に、はっきり特性がわかることもあります。お子さまに合った育児支援には、こうした視点を大切にしたいという思いから、幼児向けプレパレーションコースを始めました。

幼児向けプレパレーションコース(2歳~6歳のお子さま向け)


 幼児向けプレパレーションコースは、発達面と親子の相互関係性の両面から治療介入のポイントを特定し、問題に応じたペアレントトレーニングをすることで親子の相互関係の改善をねらい、育てづらさに関係するお子さまの発達特性の概略を把握することを狙うものです。初回は、ご家庭や園でのお子さまの様子やかかわり方を質問票にご回答いただいたり、面接でお尋ねしたりするなどして把握すると同時に、実際に親子遊びを専門家が観察するなかで、お子さまの特性と親子の相互関係性の特徴をアセスメントします。一番変えやすいのは親のかかわり方なので、修正するのが望ましいかかわり方の癖を具体的にお示しし、親子遊びの中でコーチいたします(2回目)。ご家庭でできるホームワークをお出ししますので、続けていただき、経過を確認させていただきます(3回目はメールおよびオンライン)。最終回は、再度、親子遊びの観察を行い、親子の相互関係性の問題と切り離して、お子さまの発達障害の特性について、追加のアセスメントの要否を判断いたします。追加のアセスメントを選択しない場合には、一般的なガイダンスを行って、終了といたします。

 追加のアセスメントが必要と判断される場合には、幼児向けアドバンストアセスメントコースをお薦めいたします。このコースでは、そのお子さまに必要と考えられる検査を行います。心理士による発達検査や自閉スペクトラム症の検査などを行い、これまでのすべての情報を総合して、精神医学的評価も含む、チームで結論した総合評価をします。最終回にはガイダンスも含めた、結果のフィードバックをいたします。ご家族だけでなく、園の先生、カウンセラーの先生のご同席も歓迎いたします。

 プレパレーションコースで経験されたペアレントトレーニングを継続してご希望の方には、個別のペアレントトレーニングコースもご用意しています(ベーシックコースアドバンストコース)。このコースでは、お子さまと親子の相互関係性のアセスメント結果に基づいたテーラーメイドのペアレントトレーニング(来院あるいはオンライン)をいたします。

個別ペアレントトレーニング コース


 このコースでは、お母さん(お父さん)が小さくても具体的な目標を持って、一歩一歩手ごたえを感じながら個別にペアトレに取り組むことで、希望と自信をもって行う子育ての助けになります。私たちは、これらのエビデンスに基づくアプローチの継続が、お子さまの発達の促進だけでなく、親子のアタッチメントの形成、そして将来的には自己効力感のそだちに有益だと考えています。

ペアトレ・ベーシックコース

 ベーシックアセスメントを反映させた羅針盤を手にされたお母さん(お父さん)の子育てをサポートするために、専門的訓練を受けた心理士による個別ペアレントトレーニングのコースが用意されています。

 ベーシックコースは、下図のように3つのステップで組み立てた、比較的短いコースです。お母さん(お父さん)の気持ちを大事に、まずお母さん自身の心身を整えるカウンセリングから始めます。それから、発達障害についての基礎的な知識を学んでいただきます。家庭での実践をていねいにふりかえりながら、お子さんにあった工夫を一緒に考え、親子それぞれに合った子育てを提案いたします。理論的なベースは、最もエビデンスレベルの高い応用行動分析理論をベースとして、子どもだけなく親も含むバランスよいホリスティックな視点を大切にしています。

ペアトレ・アドバンストコース

 ペアトレ・ベーシックコースを終えても、まだ足りない方に、アドバンストコースをご用意してあります。アドバンストコースは90分×3回で行います。内容は、「感情コントロール」、「行動マネージメント」、「運動面へのアプローチ」の3つのテーマを取り上げます。

 「感情コントロール」は、気持ちの数値化や呼吸法など具体的な方法を、時に体験を通してお伝えいたします。イライラしやすい、不安が高まりやすい気持ちを落ち着かせたい、上手く切り替えたいという方に適しています。

 「行動マネージメント」は、生活・学習・対人場面の中で、変えていきたい、伸ばしていきたい行動に対する具体的な対応や工夫の仕方、環境の設定の仕方などをお伝えいたします。

 「運動面へのアプローチ」は、不器用さ、動きの固さを持つ方に、身体全体を意識できるような運動、リラックスの仕方を体験を通してお伝えいたします。

 アドバンスト申込時に、より重点的に知りたいテーマの希望をお聞きして、希望に合わせたプログラムを組み立てて提供いたします。また、1回目、2回目を実施した後にも希望を伺い、2回目、3回目をより希望に沿ったプログラムを提供いたします。

オプショナル ペアトレ コース

 お母さん(お父さん)の認知行動療法やアンガーマネージメントなどが考えられます。

発達の偏りがあるお子さまが輝くための羅針盤づくりをお手伝いします


 よく「グレーゾーン」という言葉で、発達障害の特徴があるけれども、発達障害の診断がつくほどではない方を表現することがあります。専門的には、診断される基準(閾値)より症状の数が少なく、症状程度も軽いという意味で、「診断閾下」と表現します。近年、研究からもこうした「診断閾下」の方のメンタルヘルスをケアすることの重要性が注目されるようになりました。

 私たちが一番大事にしているのは、診断がつく場合も、診断閾下の場合も、いずれにしても、人生の長い時間を出口のない生きづらさに悩む代わりに、子どものうちにそのお子さまに合った育て方や環境の選び方を知り、環境の調整をして、お子さまが輝くための羅針盤を作ることで、お手伝いすることです。

ベーシックアセスメント コース


 発達障害のある方には周囲が問題とみなす行動がしばしばみられます。「問題行動」イコール「発達障害の症状」イコール「なくすべき悪いもの」、ではありません。たとえ本人がそれをうまく説明できなかったとしても、必ずその人なりの意味が存在するものです。問題行動と一括りにしてしまうのではなく、まずなぜその行動が現れ、なぜ続いているかの意味について理解しようとすることが、治療・支援の第一歩です。

 ベーシックアセスメント コースでは、初回カウンセリングから診察・検査、アセスメント結果の分析と説明までを複数回に分けて行います。初回カウンセリングでは、質問票にご回答いただいたり、面接でお尋ねしたりするなどして、問題となっている症状・行動の背景にある要因(当事者の認知特性・心理社会的要因・生活環境など)について重要な情報を集めます。これまで環境調整や心理社会的な支援が試みられたことがあるのかどうかについての情報も重要となります。続いて、最適と考えられる検査のスケジューリングを個別に行い、児童精神科医による診察と心理士による発達検査など諸検査に基づいて、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動性障害(ADHD)といった発達障害および全体的な精神医学的評価をします。

 コース最終回は90分の枠での面接です。アセスメント結果を踏まえた症状や特性の理解の仕方、今後の支援計画設定に向けての考え方について、まず40分を割いて、児童精神科医からご説明します。続いて、30分をかけて、心理士から個々の検査結果に関して詳細なご説明をいたします。そのうえで、さらに20分をかけて、親としての心構え、思い込みからの解放、これからの寄り添い方のヒントを一緒に考える時間を持ちます。その中で親自身の気持ちの整え方も考えてみましょう。必要な方には、この先、別途、ペアレントトレーニングや心理社会的治療などのコースもご用意しています。

 なお、上記内容は全て書面にまとめてお持ち帰りいただきます。ご希望に応じて、意見書、紹介状は別途、作成させていただきます。 このような手順を踏むことで、その方をありのままに理解し、ご本人とご家族の心に寄り添う支援の羅針盤を手に入れていただきます。

フォローアップアセスメント コース


 このフォローアップコースは、ベーシックアセスメントを終了した方を対象に、半年から1年後に、心の健康診断を目的にアセスメントをあらためて実施いたします。児童期の成長は大きいので、特にお子さんにおすすめいたします。ベーシックアセスメントでの特性理解に応じた環境調整や支援がその後、うまくいっているかどうか、またニーズに変化がないかどうかを確認するために、家庭だけでなく学校からも日常の様子についての情報を集めます。発達検査など諸検査を実施して発達の変化や精神状態を確認します。発達の経過とフォローアップでの総合的なアセスメント結果をもとに、今後の対応や必要な環境調整についてガイダンスをいたします。

生きづらさに悩んでいるおとなの方に


 長年生きつらく、思うようにうまくいかないと悩んだ末、当院を受診された方がアセスメントを受けた結果、厳密には発達障害のどの診断にも該当しないというケースがとても多いことに気づきました。ASD症状も少し、ADHD症状も少し、なのですが、不安やこだわりが強いと悪循環に入りこんでしまい、なかなか抜けられないで、ご本人も家族もがんばればがんばるほど苦しくなっておられるのです。こういう方にも、アセスメント(ベーシックアセスメントコースセカンドオピニオンコース成人女性のアセスメントコース)をお薦めいたします。診断レベルではなく、症状レベル、さらにはその背景の認知レベルでアセスメントしますので、これらの症状の程度も含め、それらの症状が絡み合って困り事を起こしているメカニズムを明らかにします。そのうえで、日常生活をご自身に合ったものに変えていくために、専門家の手助けが必要な場合、個々のアセスメント結果に基づいて、具体的にアドバイスをし、ご自身が気づきを深め、環境を整え、さらには今後出会う可能性のある困難を乗り越えていくレジリエンス(柔軟な心)を身につけるお手伝いをいたします(サイコセラピィコース)。

セカンドオピニオン コース


 他の医療機関や相談機関を利用中の方を対象に、セカンドオピニオンとしての相談もお受けいたします。医療機関に通院中の方は必ず紹介状をご持参ください。発達検査など心理検査をすでに実施された方は検査結果がわかる資料をご持参ください。当クリニックでの検査の一部を省略させて頂く場合があります。

発達障害成人女性コース


 成人になって初めて発達障害の可能性をご自身や人から指摘され、発達障害かどうか診断確定のために受診される方の中には、発達障害以外にも複数の精神症状を持っておられる方が見受けられます。当クリニックでは総合的なアセスメントを行うために、十分な時間をとって検査や診察をスケジュールしてまいります。総合的アセスメントを実施した後にご本人への結果説明に加え、必要に応じてご家族へのガイダンスや職場でのサポートにつなぐように書類作成をいたします。また、個々の治療ニーズに合わせた治療プログラムの提案もいたします。

 初回の診察で、その方の精神症状が重症なため精神科的治療がまず優先されるべきと判断した場合には、ご相談のうえ適切な医療機関を紹介させていただきます。すでに併存疾患については通院中の方は、主治医の紹介状をご持参ください。企業にお勤めの方は可能なら産業医からの紹介状をご持参ください。

サイコセラピィ コース


 発達障害のある方、あるいは診断基準に合致するほどまではいかないものの発達特性をお持ちの方は、

①不安が強い
②睡眠を含む日常生活のリズムが乱れやすい
③複雑な問題を判断する際に優先順位を間違えてしまう

などといったむずかしさを抱えることがよくあります。

 当院では、こうしたさまざまな問題に対して、エビデンスレベルの高い認知行動療法をベースとして、思春期以上のお子様、および青年・成人の方を対象に認知トレーニングを組み合わせたセッションを個別に設定し、お一人おひとりにユニークなサイコセラピィをご提供します。

 このコースでは、治療者との面接の中でご本人の日常生活での問題を一緒に整理し、ご本人に合った問題解決に向けた日常生活の工夫を実践していくことになります。

 当院は、「困った問題をなくす」ことを治療のゴールとするのではなく、ご自身の特性を最大限に活かしながら、「ご自身が目指す生活や目標の達成に近づいていくこと」を治療のゴールとして設定します。それは、不安やこだわりに振り回されないで、より実りある人生を歩むための「生き方のヒント」をご自身のものとしていただくことを大切にしているためです。

 提供するサイコセラピィの計画は、当クリニックでのアセスメントをもとに医師を含む多職種チームでしっかりと議論したうえで、ご本人のご希望に沿って作成いたします。

 サイコセラピーのセッションでは、リラクゼーション、瞑想、メタファー、マインドフルネス、認知の分析など、第三世代と呼ばれる新しい認知行動療法的アプローチも積極的に取り入れて、ご自身がご自宅でも練習していただけるようお手伝いいたします。

初回カウンセリング


 初回カウンセリングでは、現在のお困り事をしっかりお伺いし、お困り事に沿って当院でご提供できる診療内容について、医師から説明を行うものです。概ね60分を予定しています。

  この面接では、ベーシックアセスメントやその他のアセスメントのコースの中で、どういう目的でどのような検査をするのか、そこから何が判るのか、そして判ることで何が変わるのか、変えられるのか等についてご理解頂きます。また、アセスメントコース終了後、当院ではさらにどのような治療やサポートを提供できるのかについても、あわせてご案内させて頂きます。

 ご要望に基づいて設定されたコースです。この初回カウンセリングを行わずに各種アセスメントコースを直接お受けになることは、もちろん可能です。

企業向けコンサルテーション コース


 事業主が雇用する障害者へ合理的配慮を行うことが義務化されました。発達障害の方が安定した精神状態で得意な能力を最大限に発揮し、職場に貢献できるためには、その方の障害特性を的確に把握することが必要不可欠です。発達障害と一言で言っても、その特性の程度や種類については個人差が大きいため、きちんとしたアセスメントに基づいて、職場内での調整や工夫が必要です。

 当クリニックでは、発達障害の方への職場での対応や勤務の見直しなどについて、精神科医と心理士によるコンサルテーションを提供いたします。ご希望に応じて、医師単独、心理士単独でのコンサルテーションの他、院内でケースカンファレンスを持って専門家からの助言をご提供します。


当院で用いる主要な検査について

自閉スペクトラム症に関する検査
ADOS-2(The Autism Diagnostic Observation Schedule Second Edition)


 米国のLord博士や英国のRutter博士らによって開発された検査で、対人コミュニケーションスキルを最大限に引き出すように構造化されており、ASD診断のゴールドスタンダートとして、世界中で用いられている検査です。低年齢および発語の少ない方には、おもちゃや課題を通して、中高生以上の方には会話や課題を通して、評価します。所要時間は約40‐60分です。年齢や言語レベルによって検査内容に違いがありますので、初回カウンセリングの結果を踏まえて具体的な検査のスケジュールを決定いたします。

 当クリニックでは、ADOS実施の臨床資格を有するスタッフが検査を実施し、熟練した医師の診察の結果を踏まえて、総合的に最終的な診断をいたします。

全般的な精神医学的問題に関する検査
K-SADS-PL (Kiddie Schedule for Affective Disorder and Schizophrenia Present and Lifetime version)


 児童青年期および乳児期より現在までの精神障害とその症状の重症度を評価するために米国で開発された半構造化面接です。半構造化面接とは、検査の対象となる方全員に対してあらかじめ決められた内容の質問を行うことで、信頼性の高い検査となります。K-SADS-PLは児童青年期でチェックすべき精神的な問題を広くカバーしているため、発達障害に隠れている精神症状を拾い上げて、正しい診断をするのに役立ちます。

 当クリニックでは私たちが開発したアプリを用いて、経験のあるスタッフが現在とこれまでの精神症状の有無をお尋ねしますので、現在あるいは過去に起きていた困り事が何らかの発達障害以外の併存精神疾患によって生じていた可能性を明らかにすることができます。併存疾患が特定されれば、有効な治療法がわかりますので、アセスメントの結果に応じて必要な治療計画を提案し、ご希望に応じて適切な医療機関をご紹介させていただきます。

発達検査および知能検査
新版K式発達検査


この検査は、「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3領域の発達状態、そして全体的な発達状態や領域間のバランスなどを評価することができます。積木やミニカーなどを用いる課題が含まれますので、乳幼児にも負担のない状態で0歳から実施可能です。生活年齢に合った発達経過をたどっているかを見ることができるため、どこでつまずいているのかがわかり、支援の方向性の指標となりえます。

ウェクスラー知能検査


世界中で広く利用されている代表的な知能検査です。検査者と対面で、質問や課題に取り組んでいただくものです。その所要時間は概ね60分から90分です。年齢によって検査内容が異なりますが、全般的な知的能力に加え、言語理解、知覚推理、処理速度などの各側面についても、同じ年齢の標準と比べてどのくらいの位置にいるかを見ることができます。そこから、どのような要因でつまずいているのか、物事にどのような工夫をすると取り組みやすくなるか、などを考えるうえで役立つ指標となりえます。